学割で乗れる新幹線の座席は?
学割を使っても、別で特急券を購入すれば指定席・自由席・グリーン車のどこでも乗車することができます。
学割で割引になるのは「乗車券」で、条件を満たせば2割引で購入することができます。
新幹線の乗車券料金は、指定席・自由席・グリーン車とも同じで、料金が違うのは「特急券」。
この特急券の料金は、自由席が安くグリーン車が高いです。
学割で乗車券を購入し、それと別で特急券を購入すれば、自由席でもグリーン車でも乗車することができます。
帰省時期などには、指定席も空席はなく、自由席の乗車率は100%を超えることもあります。
そんな時にはグリーン車という手段も!
では、学割を使って、座席ごとの料金はどのように変わるのでしょうか?
学割使用時の座席ごとの料金
学割を使った時の座席ごとの料金を挙げてご紹介します。
1.新横浜〜京都
指定席:13,250円→11,670円
自由席:12,420円→10,840円
グリーン車:18,030円→16,450円
2.小倉〜名古屋
指定席:17,340円→15,240円(往復割引併用で14,400円)
自由席:16,300円→14,200円(往復割引併用で13,360円)
グリーン車:23,300円→21,200円(往復割引併用で20,360円)
通常料金と学割を使った料金の差額はいずれも同じ。
乗車券の料金だけが安くなり、特急券の差額によって座席ごとに料金差があります。
もちろん学割で自由席に乗ると安いのですが、トップページでもご紹介した通り、学割より安く新幹線に乗ることもできます。
例えば、えきねっと「お先にトクだ値」は学割を使うよりずっと安く指定席に乗ることができますし、往復・宿泊する方は、新幹線ホテルパックで指定席に格安に乗ることができます。
学生だからといって、必ずしも学割を使わなければならないのではなく、手段の一つであると考えておいた方がいいかもしれません。
学生同士の旅行には新幹線ホテルパックの方が間違いなくお得ですし、学割証の申請も必要ありません。
学割でお得なのは、日帰りや実家への帰省、途中下車が必要な場合などに限られますので、それ以外ケースでは、いろいろな方法で料金を比較してみましょう。
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