新幹線の家族旅行は学割を使おう!
家族そろって新幹線に乗ることもあるでしょう。
例えば、親戚の結婚式、法事、普通の家族旅行など。
ここでは、学生がいる家族で新幹線旅行に行く時、学割を使うといくら安くなるのか?を実際の金額を表示してご紹介します。
学生の子がいる、父兄の方は必見です!
学割の条件を確認
まず、学割の条件を確認しておきましょう。(詳しくはこちらのページ)
学割には利用目的があり、目的によっては利用できない可能性もありますが、保護者同伴の家族旅行の場合はOKということになっていますので問題はありません。
あとは、片道101キロ以上の距離の乗車であり、学生割引が適用される学校に通っている。
これらの条件がクリアできていれば、学割が使えます。
家族旅行で学割を使うといくら安い?
家族旅行で学割を利用して新幹線に乗るとどれくらい安くなるのか?
例:大阪〜広島
例えば、大阪から広島まで家族で新幹線乗るとしましょう。
4人家族で大人2人、高校生と中学生の学生2人の場合で計算してみましょう。
大阪から広島までは、「さくら」指定席で大人一人10,230円(運賃5,620円・特急券4,610円)。
通常なら中学生・高校生とも大人料金なので、4人で片道40,920円、往復で81,840円。
学割を使うと運賃が2割引になり、片道料金は9,100円(運賃4,490円+特急券4,610円)。
学割を使って往復すると、大人2人分も合わせて77,320円。
学生が2人いる家族で大阪〜広島を往復すると、学割を使って合計で4,520円安くなります。
これで学割の計算はできましたが、そのまま切符を買ってはいけません。
これより安い方法はないのか調べてみましょう。
新幹線の家族旅行は学割が安い?
例えば、この区間であれば、調べなければならないのはJR西日本のサイト。
ここを調べると、いろいろな割引切符が探せます。
■ノリノリきっぷ
山陽新幹線乗り放題のきっぷ(みずほ・さくら除く)で、3日間の有効期限。
料金は一人19,000円。
■こだま指定席往復きっぷ
有効期間は7日間で、往復12,340円。
■松山・広島割引きっぷ
広島までは「のぞみ」利用で、往復14,400円。
■宮島・瀬戸内ぐるりんパス
広島までの往復指定席、5施設の入場券、在来線など乗り放題で19,800円。
例えば、「松山・広島割引きっぷ」を家族4人で使うと、合計で57,600円。
利用できる列車はかなり限定されますが、学割を使うより約20,000円安くなります。
いろいろな割引切符を探してみましたが、旅行費用を安くするなら、トップページのようにもう少し比較の必要があります。
比較しなければならないのは新幹線ホテルパック。
もちろん、宿泊する場合に限りますが、新幹線ホテルパックを使うと、宿泊代込みで一人14,400円。
このプランの部屋の宿泊料金は一人4,000円。
「松山・広島割引きっぷ」を使って、同じホテルに泊まると4人分の合計は73,600円。
新幹線ホテルパックを使うと、大人の料金も安くなり4人分の合計は57,600円。
「松山・広島割引きっぷ」よりさらに16,000円格安です。
学生2人のみ学割を利用した時と比べると、約36,000円安くなります。
大阪〜広島(学生2人を含む家族旅行の費用)
往復方法 | 4人分の往復・1泊合計 | 4人分の料金差額 |
---|---|---|
普通料金 | 97,840円 | なし |
学割使用時の料金 | 93,320円 | ▲4,520円 |
松山・広島割引きっぷ | 73,600円 | ▲24,240円 |
新幹線ホテルパック | 57,600円 | ▲40,240円 |
※1泊一人4,000円のホテルで計算
新幹線を使った家族旅行でも、学割を利用するよりも新幹線ホテルパックや他の割引きっぷを使った方が安そうですね。
どの手段を選ぶかは、その手段の条件なども含めて検討しましょう。
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